個人的には、カジノで不正行為をするなど考えられません。「ラスベガスをぶっつぶせ」を観て、カジノでの不正行為の周到さに驚きました。完璧に計画を練り上げ、従業員に怪しまれないように常に警戒を怠らないようにし続けるなど、私には耐えられそうもありません。とはいえそれは不正行為の話で、スマートにゲームを攻略することはまた別物です。

IQが高い人の多くは、戦略などでカジノに勝とうとするのは無駄だと考えています。結局のところ、必ずカジノが勝つような仕組みになっているからです。IQの高い低いに関わらず、カジノを出し抜いてお金を稼ごうとする方法などないということを理解しておきましょう。それを前提とした上でIQの高いギャンブラーと低いギャンブラーとの違いについて述べていきたいと思います。

ギャンブル好きで衝動を抑える能力が低い人は、止め時が分からないという問題を抱えがちです。他方でIQの高い人は、流れが悪い時にプレイを止め、損失を抑えることができると考えられます。しかしこれは、単なる推測に過ぎません。ルネ・デカルト、フョードル・ドストエフスキー、ジョージ・ワシントンなど、高いIQを持ちながら、ギャンブルへの衝動を抑えられなかった歴史上の人物は数多くいます。 

ギャンブルは運のゲームであるという事実を受け入れられない人もいます。ヘヴィメタルシンガーでベーシストのレミー・キルミスターの有名な言葉に「勝つことも負けることもがあるが、どちらも自分にとっては同じことだ」というものがあります。これはつまり、ギャンブルのスリルやカジノの楽しさのためにプレイしているのだから、勝った負けたは二の次なのだという意味が込められた言葉なのです。

多くの大学で、衝動的なギャンブルとIQあるいは知性の関連性について、長期的な調査が行われています。結論はどの研究も似通っており、両グループ(低IQおよび高IQ)共に、ギャンブルにおける行動に大きな違いはないとされています。両グループ共に3分の1の被験者は一切ギャンブルに手を出したことがなく、残りの3分の2は何らかの形でギャンブルをしていました。研究では、両グループ共にほぼ同数の被験者に衝動的なギャンブル行動が見られましたが、IQの高さとギャンブルへの衝動に関連性があるか否かという問いに対する、決定的な答えは得られませんでした。

しかし熱心なギャンブラーにとって、そもそもそんなことは疑問ですらありません。私たちは楽しむためにギャンブルをしているのであり、様々な問題を抱えながらもギャンブルを楽しんでいる人々は世界中にたくさん存在します。熱心なギャンブラーたちには独自の基準があり、ギャンブル以外のことには、それほど興味を示しません。それでは、今日はこの辺で失礼します。どうぞ楽しい1日をお過ごしください!