学生の皆さんへ

あなたのイノベーションマインドが覚醒の時を待っています

nagahori2015

本事業は、東京医科歯科大学の学生から、将来の医療現場を変革するようなイノベーターを育成することを目的とするプロジェクトになります。平成25年の立ち上げに際には、当時、薬害監視学講座教授でいらした針谷正祥先生のリーダーシップの元でスタートし、現在は、私を含む教員4名を中心に、事業を展開しております。

本事業の大きな柱の一つとして、必修授業における「プランナー」としての役割があり、今まで、医学科低学年を対象とする講義「医学の歴史と展望」、高学年を対象とする「レギュラトリーサイエンス講義」、低学年高学年間のコミュニティ形成と併せて基礎と臨床の知識を統合する「基礎臨床統合学習」の他、今後、高学年を対象に「模擬倫理審査」を行う予定です。また、選択科目とはなりますが、平成28年4月からは医学科6年生を対象とした「臨床開発・レギュラトリーサイエンス」(インターンシップ)を立ち上げ、実際の臨床開発の現場を経験する機会を提供する予定です。

そしてもう一つの大きな柱が「メディカルイノベーター養成プログラム」という選択プログラムとなります。本プログラムは毎年4月に、医学科一年生を対象に履修学生の募集を行い、現在、一期生14名、二期生18名がこのプログラムを履修しております。このプログラムの特徴の一つが、年二回土日で開催される「EQワークショップ」になります。このワークショップでは、海外講師を招いて、デザイン思考を用いてイノベーションの課題に取り組み、一方で、その土台となるMELT(Mind-set/ Emotional intelligence or EQ/ Leadership skills/ Team effectiveness)に代表される「ヒューマンスキル」も並行して学んでいきます。その課題も段階的に高度な内容となり、今後は実際の医療現場の問題点を課題にしていく予定です。また、ワークショップ以外にも、学生主催の「ジャーナルクラブ」や一流研究者を講師として招いて開催される学生対象「リサーチセミナー」なども定期的に行っております。

現在、履修学生としては、医学科一年生を募集しておりますが、今後は段階的にワークショップの対象者を、まずは、高学年、研修医、大学院生に、のちに大学教員、病院スタッフなどにも広げ、本学におけるイノベーション文化の醸成に寄与していくつもりです。

本プログラムに興味をお持ちの方は、学年、学部を問わず、以下までご連絡いただけましたら幸いです。何卒よろしくお願いします。

平成28年1月4日
未来医療研究人材養成拠点形成事業
「EQ・IQ両者強化によるイノベーション育成」
長堀 正和